アシナガバチ09.jpg

・近所の墓の敷地内に、川よりの風を受けて大きく傾斜した、一本の大きな太い木がある。その木の幹と、葉を落とし柳状に垂れ下がった枝の交叉する高い位置に、カラスの巣があった。素材は都会のハンガーなどを利用したものとは違って、しっかりと小枝を集めたもので出来ている。相当の強風が吹いても崩れることは無い。冬の剪定の時がきて、「切り落とされるのかしら」と見守っていたら、植木屋さんは巣を残していった。なんとなくホッとする。
しばらくすると、親鳥が交代で懸命に餌を運んでいる姿が見られた。そして春となり、巣へと大きく下降する親鳥の姿を見ないなあと思ったある日、土手を挟んだ別の木の上で、若そうなカラスが五羽ほど、「カアカア」と枝を巡って鳴きあっていた。巣立っていったカラスの兄弟喧嘩だったのだろうか? 立派にふつうのカラスとなっていた。

・写真_アシナガバチの巣と親。取らせてもらったが、巣の中には成長した幼虫があり、ゴメン!

・もたもたしているが、教室の引越し先に荷物を少しずつ運ぶ。奥まった私道にはたくさんの鉢植が迫り出していいる。さてさて制約として捉え、学習を生そう。