夕方 散歩からかえったら 杖の必要な年配のひとが側溝にはまって
身動きがとれなくなっていた
集まった近所の人が何とか助けおこそうとするが 足の状態がわからないし
下半身まではまり込んでいるので
どうしたらよいのかわからない へたにねじってはかえって具合悪い
30分くらいは経過しているもよう 身体を支えている一方の手が変色している
結局 みなで抱きかかえて なんとか自力で脱出できた
かえりはパトカーで送ってもらうことになった
だけど一人暮らしだそうだ

人はなにかを助けようとするときどうして生き生きするように感じられるのか
支えあいというと昔読んだ石橋堪山の本のくだりを思い出す
社会主義ってのは大地震のあとの助け合いみたいなもんだ」
ちいさな助け合い おおきな助け合い そのスケールは自分では選べない気がする