授業_明暗法の服を着よう(9才児)

hanayoko2007-11-02

●内容 明暗法(1回目)
●道具 F3号サイズのフレーム(透明セロファンを貼ったもの、トレーシングペーパーを貼ったもの)2枚、ライト(家庭用スタンド)、果物(赤リンゴ、青リンゴ、洋梨、サツマ芋)、果物を載せる台、スケッチブック、4B鉛筆、水彩絵の具セット。
●科学 自然光と人工光の違い、透明と半透明の見え方の違い、画面上に明るい所と暗い所があること。
●参考図書/ページ
三重県立美術館友の会 明暗法<キアロスクロ1_2>
http://www.pref.mie.jp/BIJUTSU/HP/guide/tomodayo-yougo/chiaroscuro.htm
・『批評空間』1996年2_9
「レディ・メイドと抽象」ティエリー・ド・デューヴ 著 松浦寿夫 訳
・『名画カード海外編1』木村重信 監修 くもん出版 1998年2月
・『はじめてであう絵画の本_レンブラント』アーネスト・ラボフ作 みつじまちこ訳 あすなろ書房 1997年7月2刷
・ジョット
http://blogs.dion.ne.jp/sekisindho/archives/2007-05.html
・マザッチオ
http://www.pref.mie.jp/bijutsu/hp/guide/tomodayo-yougo/perspective.htm
・アングル
http://muse.main.jp/arts/00-161.html
・マネ
http://www.korega-art.com/manet/
・キャンバスのサイズ表
http://www.shinarts.com/size.htm
http://www.interq.or.jp/manager/hakujitu/oyakutati/size.htm

○写真 マネの「笛吹き」

○備考 フレームのサイズは部屋の広さを考慮して、子どもの視界に収まるものを用意する。

○分かったこと、気づき
秋の曇り空、夕方の時間帯では自然光が弱過ぎて、自然光/人工光に分けた意味が遠のく。
透明なセロファンに映るものとトレーシングペーパーに映るものの違いをはっきりさせるには、照明の位置を同じ位置に設定しなくてはならないが、対象物の後ろに照明を設定し透明セロファンを通して果物を見ると、やはり影がありハイライトはなく、しかも眩しい。
ただ、トレーシングペーパーを通して見た時、リンゴの色の違いはほぼ消えて、代わりに形が浮き上がる事を理解する(経験上知っていることではあるが)。
トレペを通したものは、ハイ・レッド・センター高松次郎の作品のようだった。
1回目はトレーシングペーパーを通して見えたものを描く。