『戦後という地政学』歴史の描き方2 ひろたまさき/キャロル・グラック 監修 西川裕子 編 東京大学出版会 2006年11月 ○ 目次そのものが興味深かったので挙げてみた。 刊行にあたって第二巻小序1 占領と戦後のイデオロギーの形成 1占領空間の戦争シンボル…

・『子どもたちに語るポストモダン』J・F・リオタール(J.-F. Lyotard)_思い出し (1986年朝日出版社 1998年ちくま学芸文庫) 9_抵抗についての注釈(ダヴィド・ロゴザンスキーへ プラハ、1985年6月21日) われわれがエクリチュールという契機を回避する…

[本] 三木成夫著『胎児の世界』(中公新書 2004年版)を読書中。 玄米食に変えたら舌が変わって副菜まで変化していった様子など、中毒になりそうな面白さです。 なかでも造山運動と上陸の形象、鰓(えら)、鰾(うきぶくろ)の自然誌の記述と分厚い知識と想…

先週の「トトロと家」の授業は終わっているが、学びは終わらない。表紙から「何だろう」の不思議にかられて手にした本。 写真にある男性たちのポーズに、思わず郷愁を覚えてしまった。「見覚えがある。。」 懐かしさと冒険と未来の、いずれも合わせ持つ。 土…

『ヘルメスの音楽』浅田彰著 ちくま学芸文庫 1992年 『フリーダカーロ_引き裂かれた自画像』堀尾真紀子著 中央文庫 1999年 満身創痍、よく生き、よく耐え、よく闘ったな、と思う。フリーダの絵は金属板に描かれていて、筆者はメキシコ独得の”レタブロ”(奉…