「お友達がいないといや」という事で絵画の教室はしばらくお休みすることにした。そうだろうなあ。地域の事情から言えば工作教室の需要は多い。しかし需要がすべてではない、と考える。
看板を描いたり、チラシを配ったり 営業をすればいいのだが 母の調子も思わしくなく 犬猫トラブルにも過敏になっていて その他もろもろ なかなかその気が起こらない。

本末転倒に見える事件も 原因を探れば深いものがあって 一概に断定することができない。共生は生半可では難しい。あまりに難しいと思えることには 相手ではなく こちらが誤っているのではないかと考えてみる。

美容院に行った。そこはカット&ブローの無料券を多発していて それを利用させてもらったのだが リピーターの確率はどんなものかと思う。その美容室で雑誌『家庭画報』を手にとって ぱらぱらめくっていると イタリアのルネッサンスの特集記事が目に入ってきた。結局8日間イタリア旅行パックの案内だったのだが 中にマザッチオの『聖三位一体』と教会のステンドグラスを透過した光が壁面に燦爛と写し出さる写真が掲載されていた。美しいと思った。若い美容師さんは熱心であった。

出ばななんか いつだって挫かれてるじゃないか となぐさめつつ 結局体力を温存することや アマゾンで本を購入することに落ち着く。